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下間氏

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

しもつまし 下間氏

 本願寺において重役をつとめた一族。蓮位を祖とするといわれ、本願寺5代綽如(しゃくにょ)の時代からは鎰取役(かぎとりやく)を担った。戦国時代に至ると武将としての性格を強め、11代顕如の時代に本願寺が門跡になると、坊官に任じられた。本願寺の東西分派にともなって下間氏も分裂し、両寺の坊官としてそれぞれ重きをなした。明治維新後の坊官廃止にともなって家政寺務の役職を離れた。(浄土真宗辞典)

坊官
鎰取役