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十方随願往生経

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

じっぽう-ずいがん-おうじょうきょう

 1巻。東晋の帛尸梨密多羅(はくしりみったら)訳。『潅頂随順往生十方浄土経』『普広菩薩経』『随順往生経』ともいう。『潅頂経』第11巻の別行本で、仏が入滅に際して、普広菩薩に十方の浄土へ往生する行業を説示したもの。焼香・然灯・懸幡・転読・称名等の功徳を説き、とくに阿弥陀仏国を讃嘆する。