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因縁生

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

いんねんしょう

いんねんしょう 因縁生

Ⅰ  因より生ずること。
Ⅱ  すべてのものは因と縁によって(かり)に生じていること。縁起に同じ。『論註』には

「諸法は因縁生のゆゑに、すなはちこれ不生なり。所有なきこと虚空のごとし。天親菩薩の願ずるところの生は、これ因縁の義なり。因縁の義のゆゑに仮に生と名づく」(行巻引文・註 157)

とある。(浄土真宗辞典)