げんただ
眼はただ色(しき)境(きょう) (もの、すがた、かたち) という対象 (所縁) を見るだけで、声を聞く、香を嗅ぐなどということはない。 ここにいう 「行ず」 は心が対象を認識するはたらきのこと。 (論註 P.82)