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「字訓釈」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

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:信楽といふは、信とはすなはちこれ真なり、実なり、誠なり、満なり、極なり、成なり、用なり、重なり、審なり、験なり、宣なり、忠なり。
 
:信楽といふは、信とはすなはちこれ真なり、実なり、誠なり、満なり、極なり、成なり、用なり、重なり、審なり、験なり、宣なり、忠なり。
 
:楽とはすなはちこれ欲なり、願なり、愛なり、悦なり、歓なり、喜なり、賀なり、慶なり。
 
:楽とはすなはちこれ欲なり、願なり、愛なり、悦なり、歓なり、喜なり、賀なり、慶なり。
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2016年12月23日 (金) 10:02時点における版

じくんしゃく

 文字の解釈法の一。元の文字の普通の意味の読み方と意味の他に、音や意味の同じ漢字をあてて特定の字について様々な語意を解釈する方法。日本天台宗、特に慧心流で盛んに用いられたという。転声釈ともいう。

例:(三心字訓釈)

信楽といふは、信とはすなはちこれ真なり、実なり、誠なり、満なり、極なり、成なり、用なり、重なり、審なり、験なり、宣なり、忠なり。
楽とはすなはちこれ欲なり、願なり、愛なり、悦なり、歓なり、喜なり、賀なり、慶なり。