操作

「五眼」の版間の差分

提供: WikiArc

3行目: 3行目:
 
 五つの眼。
 
 五つの眼。
 
:①肉眼(にくげん)。現実の色形を見る眼。
 
:①肉眼(にくげん)。現実の色形を見る眼。
:②天眼(てんげん)。[[三世]](さんぜ)[[十方]](じっぽう)を見とおす眼。
+
:②天眼(てんげん)。<kana>[[三世]](さんぜ)</kana><kana>[[十方]](じっぽう)</kana>を見とおす眼。
 
:③法眼(ほうげん)。現象の差別を見わける眼。
 
:③法眼(ほうげん)。現象の差別を見わける眼。
 
:④慧眼(えげん)。真理の平等を見ぬく眼。
 
:④慧眼(えげん)。真理の平等を見ぬく眼。
 
:⑤仏眼(ぶつげん)。前四眼をそなえる仏の眼。
 
:⑤仏眼(ぶつげん)。前四眼をそなえる仏の眼。
仏はこの五眼をまどかに具えて[[衆生]](しゅじょう)を救う。『大経』(下)では、浄土の菩薩にこの五眼が具わると説く。
+
仏はこの五眼をまどかに具えて[[衆生]]を救う。『大経』(下)では、浄土の菩薩にこの五眼が具わると説く。
 
+
①肉眼(にくげん)。 現実の色形を見る眼。 ②天眼(てんげん)。 三世十方を見とおす眼。 ③法眼(ほうげん)。 現象の差別を見わける眼。 ④慧(え)眼(げん)。 真理の平等を見ぬく眼。 ⑤仏眼(ぶつげん)。 前四眼をそなえる仏の眼をいう。 仏はこの五眼をまどかにそなえて衆生を救う。 ([[観経疏 定善義 (七祖)#P--448|定善義 P.448]])
 
+
 ①肉眼(にくげん)。 現実の色形を見る眼。 ②天眼(てんげん)。 三世十方を見とおす眼。 ③法眼(ほうげん)。 現象の差別を見わける眼。 ④慧(え)眼(げん)。 真理の平等を見ぬく眼。 ⑤仏眼(ぶつげん)。 前四眼をそなえる仏の眼をいう。 仏はこの五眼をまどかにそなえて衆(しゅ)生(じょう)を救う。 ([[観経疏 定善義 (七祖)#P--448|定善義 P.448]])
+
  
  
 
{{Copyright}}
 
{{Copyright}}
 
----
 
----

2017年10月24日 (火) 20:07時点における版

ごげん

 五つの眼。

①肉眼(にくげん)。現実の色形を見る眼。
②天眼(てんげん)。三世(さんぜ)十方(じっぽう)を見とおす眼。
③法眼(ほうげん)。現象の差別を見わける眼。
④慧眼(えげん)。真理の平等を見ぬく眼。
⑤仏眼(ぶつげん)。前四眼をそなえる仏の眼。

仏はこの五眼をまどかに具えて衆生を救う。『大経』(下)では、浄土の菩薩にこの五眼が具わると説く。 ①肉眼(にくげん)。 現実の色形を見る眼。 ②天眼(てんげん)。 三世十方を見とおす眼。 ③法眼(ほうげん)。 現象の差別を見わける眼。 ④慧(え)眼(げん)。 真理の平等を見ぬく眼。 ⑤仏眼(ぶつげん)。 前四眼をそなえる仏の眼をいう。 仏はこの五眼をまどかにそなえて衆生を救う。 (定善義 P.448)


出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。