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「諸智」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

 
 
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(しょち)
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しょち
  
 『<ruby><rb>大経</rb><rp>(</rp><rt>だいきょう</rt><rp>)</rp></ruby>』に説く阿弥陀仏の五種の智慧(五智)のことをいう。
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:①仏智。仏智(如来の智慧)は総名で後の四智は別名である。
 
:②不思議智。凡夫の思議の及ばない智慧。
 
:②不思議智。凡夫の思議の及ばない智慧。
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:→[[大経下#no43|大経 P.76]]

2018年3月31日 (土) 14:33時点における最新版

しょち

 『大経(だいきょう)』に説く阿弥陀仏の五種の智慧(五智)のことをいう。

①仏智。仏智(如来の智慧)は総名で後の四智は別名である。
②不思議智。凡夫の思議の及ばない智慧。
③不可称智。ほめ尽せない智慧。
④大乗広智。一切の衆生を救う広大な智慧。
⑤無等無倫最上勝智。何ものにも比べることのできないもっともすぐれた智慧。無等とは二乗・菩薩にすぐれることををいい、無倫とは諸仏にこえることをいう。
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

大経 P.76