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「般舟三昧経」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

 
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はんじゅざんまいきょう
 
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  漢訳には<kana>後漢(ごかん)</kana>の<kana>支婁迦讖(しるかせん)</kana>訳の三巻本、支婁迦讖訳と伝えられるが実際には訳者不詳の一巻本、訳者不明の『<kana>抜陂菩薩経(ばつばぼさつきょう)</kana>』一巻、<kana>隋(ずい)</kana>の<kana>闍那崛多(じゃなくった)</kana>訳の『大集経(だいじっきょう)』「<kana>賢護分(けんごぶん)</kana>」五巻の四本があり、このうち第二の訳本が最も多く用いられた。般舟三昧を得れば、<kana>十方(じっぽう)</kana>の諸仏が現前するといい、とくに西方阿弥陀仏の<kana>見仏(けんぶつ)</kana>の例を挙げる。現存の大乗経典の中では初期に成立したものといわれる。 ([[持名鈔#P--1003|持名鈔P.1003]])
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 漢訳には<kana>後漢(ごかん)</kana>の<kana>支婁迦讖(しるかせん)</kana>訳の三巻本、支婁迦讖訳と伝えられるが実際には訳者不詳の一巻本、訳者不明の『<kana>抜陂菩薩経(ばつばぼさつきょう)</kana>』一巻、<kana>隋(ずい)</kana>の<kana>闍那崛多(じゃなくった)</kana>訳の『大集経(だいじっきょう)』「<kana>賢護分(けんごぶん)</kana>」五巻の四本があり、このうち第二の訳本が最も多く用いられた。般舟三昧を得れば、<kana>十方(じっぽう)</kana>の諸仏が現前するといい、とくに西方阿弥陀仏の<kana>見仏(けんぶつ)</kana>の例を挙げる。現存の大乗経典の中では初期に成立したものといわれる。 ([[持名鈔#P--1003|持名鈔P.1003]])
  
 
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2018年4月3日 (火) 14:13時点における最新版

はんじゅざんまいきょう

 漢訳には後漢(ごかん)支婁迦讖(しるかせん)訳の三巻本、支婁迦讖訳と伝えられるが実際には訳者不詳の一巻本、訳者不明の『抜陂菩薩経(ばつばぼさつきょう)』一巻、(ずい)闍那崛多(じゃなくった)訳の『大集経(だいじっきょう)』「賢護分(けんごぶん)」五巻の四本があり、このうち第二の訳本が最も多く用いられた。般舟三昧を得れば、十方(じっぽう)の諸仏が現前するといい、とくに西方阿弥陀仏の見仏(けんぶつ)の例を挙げる。現存の大乗経典の中では初期に成立したものといわれる。 (持名鈔P.1003)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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仏説般舟三昧経