「施与…向かふなり」の版間の差分
出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』
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2018年4月10日 (火) 21:23時点における最新版
親鸞聖人は 「施与したまひて、ともに仏道に向かへしめたまふなり」 (信文類訓) と読まれた。 (論註 P.144)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
凡釈廻向名義 謂以己所集一切功徳 施与一切衆生 共向仏道
『論註』
- おほよそ「回向」の名義を釈せば、いはく、おのが集むるところの一切の功徳をもつて一切衆生に施与して、ともに仏道に向かふなり。(論註 P.144)
論註の当分は願生者の回向であるが、御開山は法蔵菩薩の回向であるとされた。
『教行証文類』信巻
- おほよそ回向の名義を釈せば、いはく、おのれが所集の一切の功徳をもつて一切衆生に施与したまひて、ともに仏道に向かへしめたまふなり」 (信巻 P.247)
と「施与したまひて」と敬語で読むことで法蔵菩薩が回向する意とされた。