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「四念処」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

 
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*涅槃経では、四顛倒をあらわす「浄・楽・常・我」を、涅槃の徳を顕す言葉として使っている。
 
*涅槃経では、四顛倒をあらわす「浄・楽・常・我」を、涅槃の徳を顕す言葉として使っている。
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2019年1月8日 (火) 17:38時点における最新版

しねんじょ

 四念処観(しねんじょかん)の略。さとりを得るための実践修行法のひとつ。人間は身(身体)・受(感受作用)・(こころ)・法(存在を構成するもの)の四法において、浄・楽・我・常の妄見(もうけん)をおこしている。
この妄見を破すために智慧により身は不浄、受は苦、心は無常、法は無我と観ずるものである。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

参照WEB版浄土宗大辞典の「四念処」の項目

<四念住(しねんじゅう)>ともいう。

四つの専念の意。浄・楽・常・我(じょう・らく・じょう・が)の<四顛倒(してんどう)>を打破するための修行法で、身体の不浄性を観察し【身念処】、感覚の苦性を観察し【受念処】、心の無常性を観察し【心念処】、法の無我性を観察する【法念処】。

(岩波仏教辞典より)

  • 涅槃経では、四顛倒をあらわす「浄・楽・常・我」を、涅槃の徳を顕す言葉として使っている。