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組織の内部にしか通用しない言葉で世間に語りかけても、その言葉自体の正確な意味を示さなければ、言葉の受け手は永遠に言葉本来の意味を理解する事はないのです。 | 組織の内部にしか通用しない言葉で世間に語りかけても、その言葉自体の正確な意味を示さなければ、言葉の受け手は永遠に言葉本来の意味を理解する事はないのです。 | ||
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2021年6月26日 (土) 04:58時点における最新版
言葉の意味/解釈が失われたとき、その言葉に依拠していた組織は滅びるしかありません。ただ言葉を易しく言い換えるだけでは世間の言葉とは成立基盤の違う宗教言語の世界を顕すことは出来ません。
組織の内部にしか通用しない言葉で世間に語りかけても、その言葉自体の正確な意味を示さなければ、言葉の受け手は永遠に言葉本来の意味を理解する事はないのです。
悟りの世界である浄土を表現するには、悟りの世界から等流する言葉でなければ顕す事のできない領域があるのです。煩憂悩乱の世界で生きるしかない悲しい我々に、生と死を超えた世界から私たちに届けられている、生と死を超えていく真実の言葉の世界があるのです。
親鸞聖人は、そのような世界を言葉によって私たちに届けて下さいました。もちろん全分を領解する事は不可能ですが、言葉で表すことの出来ない世界を言葉で顕して下さった事の一分でも領解させて頂くべきです。
どうかもう少し、法を説くお坊さんにお聖教に親しんでほしい、そんな門徒の願いでこのサイトは生まれました。
著作権についての問い合わせがあるので転載許可書を提示。
七祖篇