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「進むを知りて退くを守る」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

 
 
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 進んで衆生を済度することを知り、小乗の自利主義に退かないように身を守る。 ([[浄土論註 (七祖)#P--145|論註 P.145]])
 進んで衆(しゅ)生(じょう)を済度することを知り、小乗の自利主義に退かないように身を守る。 ([[浄土論註 (七祖)#P--145|論註 P.145]])
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知進守退 曰智。
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:進むを知りて退くを守るを「智」といふ。
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知空無我曰恵。
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:空・無我を知るを「慧」といふ。
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依智故 不求自楽。
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:智によるがゆゑに自楽を求めず。
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依慧故 遠離我心貪着自身。
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:慧によるがゆゑに、我心の自身に貪着することを遠離す。
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[[Category:追記]]

2015年12月25日 (金) 16:51時点における最新版

 進んで衆生を済度することを知り、小乗の自利主義に退かないように身を守る。 (論註 P.145)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

原文:

知進守退 曰智。

進むを知りて退くを守るを「智」といふ。

知空無我曰恵。

空・無我を知るを「慧」といふ。

依智故 不求自楽。

智によるがゆゑに自楽を求めず。

依慧故 遠離我心貪着自身。

慧によるがゆゑに、我心の自身に貪着することを遠離す。