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「劫」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

 
 
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  梵語カルパ(kalpa)の音写。インドの時間の単位。極めて長い時間のこと。その長さを<ruby><rb>磐石劫</rb><rp>(</rp><rt>ばんじゃくこう</rt><rp>)</rp></ruby>・<ruby><rb>芥子劫</rb><rp>(</rp><rt>けしこう</rt><rp>)</rp></ruby>の譬喩で表す。
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 梵語カルパ(kalpa)の音写。インドの時間の単位。極めて長い時間のこと。その長さを<ruby><rb>磐石劫</rb><rp>(</rp><rt>ばんじゃくこう</rt><rp>)</rp></ruby>・<ruby><rb>芥子劫</rb><rp>(</rp><rt>けしこう</rt><rp>)</rp></ruby>の譬喩で表す。<br />
 
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 『[[大智度論]]』には四十里四方の石を、百年に一度ずつ薄い衣で払って、その石が摩滅しても劫は尽きない(磐石劫)、また四十里四方の城に[[芥子]]を満たし、百年ごとに一粒ずつ取り出し、すべての[[芥子]]がなくなっても劫は尽きない(芥子劫)とされる。この譬喩の石・城の大きさや年数の示し方には諸説がある。
  『[[大智度論]]』には四十里四方の石を、百年に一度ずつ薄い衣で払って、その石が摩滅しても劫は尽きない(磐石劫)、また四十里四方の城に芥子を満たし、百年ごとに一粒ずつ取り出し、すべての芥子がなくなっても劫は尽きない(芥子劫)とされる。この譬喩の石・城の大きさや年数の示し方には諸説がある。
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一 十 百 千 万 億 兆 京(けい) 垓(がい) 秭(じょ) 穰(じょう) 溝(こう) 澗(かん) 正(せい) 載(さい) 極(ごく) 恒河沙(ごうがしゃ) 阿僧祇(あそうぎ) 那由他(なゆた) 不可思議(ふかしぎ) 無量大数(むりょうたいすう) [http://www.moroo.com/uzokusou/misc/suumei/suumei.html 大数の名前についてから参照]
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[[JWP:劫|ウィキペディア:劫(こう)]]
 
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2024年10月31日 (木) 23:43時点における最新版

こう

 梵語カルパ(kalpa)の音写。インドの時間の単位。極めて長い時間のこと。その長さを磐石劫(ばんじゃくこう)芥子劫(けしこう)の譬喩で表す。
 『大智度論』には四十里四方の石を、百年に一度ずつ薄い衣で払って、その石が摩滅しても劫は尽きない(磐石劫)、また四十里四方の城に芥子を満たし、百年ごとに一粒ずつ取り出し、すべての芥子がなくなっても劫は尽きない(芥子劫)とされる。この譬喩の石・城の大きさや年数の示し方には諸説がある。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

一 十 百 千 万 億 兆 京(けい) 垓(がい) 秭(じょ) 穰(じょう) 溝(こう) 澗(かん) 正(せい) 載(さい) 極(ごく) 恒河沙(ごうがしゃ) 阿僧祇(あそうぎ) 那由他(なゆた) 不可思議(ふかしぎ) 無量大数(むりょうたいすう) 大数の名前についてから参照

ウィキペディア:劫(こう)