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「出世の善根」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

 
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しゅっせのぜんごん
 
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1. 迷いの世間を超え出で、さとりへと向かう無漏の善のこと。([[真巻#P--360|真巻 P.360]])
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Ⅰ 迷いの世間を超え出で、さとりへと向かう無漏の善のこと。([[真巻#P--360|真巻 P.360]])
 
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2. 迷いの世間を超え出た<kana>煩悩(ぼんのう)</kana>のけがれのない善。 ([[浄土論_(七祖)#P--29|浄土論 P.29]]、[[浄土論註 (七祖)#P--112|論註 P.112]]、[[観経疏 定善義 (七祖)#P--414|定善義 P.414]]、[[往生礼讃 (七祖)#P--684|往生礼讃 P.684]])
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Ⅱ 迷いの世間を超え出た<kana>煩悩(ぼんのう)</kana>のけがれのない善。 ([[浄土論_(七祖)#P--29|浄土論 P.29]]、[[浄土論註 (七祖)#P--112|論註 P.112]]、[[観経疏 定善義 (七祖)#P--414|定善義 P.414]]、[[往生礼讃 (七祖)#P--684|往生礼讃 P.684]])
 
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しゅっせ 出世
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:Ⅰ 興世ともいう。仏や菩薩などが世に出現すること。
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:Ⅱ 出世間の略。世間を超出したさとりの境界そのもの。あるいは迷いの境界である世間を出てさとりの境界に入ることをいう。
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2024年7月1日 (月) 17:54時点における最新版

しゅっせのぜんごん

Ⅰ 迷いの世間を超え出で、さとりへと向かう無漏の善のこと。(真巻 P.360)

Ⅱ 迷いの世間を超え出た煩悩(ぼんのう)のけがれのない善。 (浄土論 P.29論註 P.112定善義 P.414往生礼讃 P.684)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

しゅっせ 出世

Ⅰ 興世ともいう。仏や菩薩などが世に出現すること。
Ⅱ 出世間の略。世間を超出したさとりの境界そのもの。あるいは迷いの境界である世間を出てさとりの境界に入ることをいう。
Ⅲ 出家すること。(浄土真宗辞典)

世に出る (出世の善根)

世を出る (出世間)