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「色法」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

(ページの作成:「しきほう  色(いろ)、形(かたち)をもつすべての存在で、眼・耳・鼻・舌・身の五感覚器官によって捉えられるすべてを色法...」)
 
 
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 色(いろ)、形(かたち)をもつすべての存在で、眼・耳・鼻・舌・身の五感覚器官によって捉えられるすべてを色法という。
 
 色(いろ)、形(かたち)をもつすべての存在で、眼・耳・鼻・舌・身の五感覚器官によって捉えられるすべてを色法という。
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2019年11月6日 (水) 15:13時点における最新版

しきほう

 色(いろ)、形(かたち)をもつすべての存在で、眼・耳・鼻・舌・身の五感覚器官によって捉えられるすべてを色法という。


◆ 参照読み込み (transclusion) JDS:色法・心法

しきほう・しんぽう/色法・心法

いろ、かたちをもつすべての存在と心そのもの。Ⓢrūpa-dharma, citta-dharma。色法には質礙ぜつげという同時に同一個所を占有できない性質がある。げんぜつしんの五感覚器官によって捉えられるすべてを色法という。アビダルマでは、心所しんじょ法(心のはたらき)をそれぞれ一法として数えるが、心法は心所法と区別した心そのものをいい、心王しんのう、心とも意とも識ともいう。一方、心法をときに心所法を含めていう場合もあり、この場合は心および心のはたらきの一切を含めたものをいう。


【資料】『俱舎論』三、『大乗荘厳経論』、『糅鈔』


【執筆者:西村実則】