「仏の常」の版間の差分
出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』
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+ | 御開山は「佛と常法と常比丘僧は常なり」と常の中に三宝があることを強調する読み替えをされことによって、浄土が常住の界であることを強調されたかったのであろう。註釈版では読む者が理解しやすいように訂正されている。 | ||
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2022年1月9日 (日) 15:42時点における最新版
ぶつのじょう
仏は常住で、生滅変化しないという意。(真巻 P.343)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
「佛常 法常 比丘僧常 涅槃虚空 皆亦是常」。言葉は同じで意味が違う(名一義異)というのは、仏・法・僧の三宝について常という言葉は同じだが、仏・法・僧は、それそれの異なった意味(義)を持っているということ。ここでは一体三宝をいう。→三宝
御開山は、原典版によれば、
- 名一義異者 仏常法常比丘僧常。
- 名一義異とは、仏と常法と常比丘僧とは常なり。
と訓じられている(大谷派でも同じ)。 御開山は「佛と常法と常比丘僧は常なり」と常の中に三宝があることを強調する読み替えをされことによって、浄土が常住の界であることを強調されたかったのであろう。註釈版では読む者が理解しやすいように訂正されている。