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「三毒」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

 
 
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(さんどく)
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さんどく
  
 三垢(さんく)ともいい、三種の煩悩(ぼんのう)のこと。
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 <kana>[[三垢]](さんく)</kana>ともいい、三種の[[煩悩]]のこと。
:①貪欲(とんよく)。むさぼり。
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:①<kana>[[貪欲]](とんよく)</kana>。むさぼり。
:②瞋恚(しんに)。いかり。
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:②<kana>[[瞋恚]](しんに)</kana>。いかり。
:③愚痴。おろかさ。衆生(しゅじょう)を害する悪の根元であるから三不善根(さんふぜんごん)ともいう。
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:③<kana>[[愚痴]](ぐち)</kana>。おろかさ。衆生を害する悪の根元であるから<kana>三不善根(さんふぜんごん)</kana>ともいう。
  
 
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*もっとも根源的な煩悩であるから、心を害する毒の意味で三毒という。

2022年6月6日 (月) 11:55時点における最新版

さんどく

 三垢(さんく)ともいい、三種の煩悩のこと。

貪欲(とんよく)。むさぼり。
瞋恚(しんに)。いかり。
愚痴(ぐち)。おろかさ。衆生を害する悪の根元であるから三不善根(さんふぜんごん)ともいう。
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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  • もっとも根源的な煩悩であるから、心を害する毒の意味で三毒という。