「四功徳処」の版間の差分
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+ | 「処」とは基本、よりどころの意で功徳の生じるところであるから四功徳処という。 | ||
+ | 「諦」は実語すなわち仏の教戒で、戒波羅蜜に、「捨」は施与で施波羅蜜に、「滅(または寂)」は心寂静で、忍波羅蜜と禅波羅蜜に、「慧(または智)」は智慧で、般若波羅蜜それぞれ相応し、精進波羅蜜は四処の全てにおよぶという |
2017年11月6日 (月) 21:31時点における最新版
しくどくしょ
菩薩が法を説くのに必要な四つの功徳。
- ①諦(たい)。真実をあらわす。
- ②捨(しゃ)。すべてを施す。
- ③滅(めつ)。
悪業煩悩 を滅す。 - ④慧(え)。智慧を完成する。
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
「処」とは基本、よりどころの意で功徳の生じるところであるから四功徳処という。 「諦」は実語すなわち仏の教戒で、戒波羅蜜に、「捨」は施与で施波羅蜜に、「滅(または寂)」は心寂静で、忍波羅蜜と禅波羅蜜に、「慧(または智)」は智慧で、般若波羅蜜それぞれ相応し、精進波羅蜜は四処の全てにおよぶという