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「四顛倒」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

 
 
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(してんどう)
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してんどう
  
 四つの道理に背く見解。すなわち、凡夫(ぼんぶ)が無常・苦・無我・不浄のこの世を常・楽・我・浄と思い誤ること。これを有為(うい)の四顛倒という。また、声聞(しょうもん)・縁覚(えんがく)がさとりの世界が常・楽・我・浄であることを知らないので無常・苦・無我・不浄であると思い誤ること。これを無為(むい)の四顛倒という。
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 四つの道理に背く見解。すなわち、[[凡夫]]が無常・苦・無我・不浄のこの世を常・楽・我・浄と思い誤ること。これを<kana>[[有為]](うい)</kana>の四顛倒という。また、[[声聞]]・[[縁覚]]がさとりの世界が常・楽・我・浄であることを知らないので無常・苦・無我・不浄であると思い誤ること。これを<kana>[[無為]](むい)</kana>の四顛倒という。
  
 
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→[[常楽我浄]]

2017年10月28日 (土) 12:30時点における最新版

してんどう

 四つの道理に背く見解。すなわち、凡夫が無常・苦・無我・不浄のこの世を常・楽・我・浄と思い誤ること。これを有為(うい)の四顛倒という。また、声聞縁覚がさとりの世界が常・楽・我・浄であることを知らないので無常・苦・無我・不浄であると思い誤ること。これを無為(むい)の四顛倒という。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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常楽我浄