「四無碍智」の版間の差分

2017年10月21日 (土) 10:44時点における最新版

　しむげち

　仏・菩薩に具わる自由自在でさわりのない四種の理解表現能力。四無碍弁(しむげべん)ともいう。

①法無碍弁(ほう-むげべん)。文字や文章に精通する。

②義無碍弁(ぎ-むげべん)。文字や文章に表された意味内容に精通する。

③辞無碍弁(じ-むげべん)。すべての言語に精通する。

④楽説無碍弁(ぎょうせつ-むげべん)。衆生のために説法するのに自由自在であること。

出典（教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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 　しむげち
-　仏・菩薩に具わる自由自在でさわりのない四種の理解表現能力。四無碍弁(しむげべん)ともいう。
+　仏・菩薩に具わる自由自在でさわりのない四種の理解表現能力。<kana>四無碍弁(しむげべん)</kana>ともいう。
-:①法無碍弁(ほうむげべん)。文字や文章に精通する。
+:①法無碍弁(ほう-むげべん)。文字や文章に精通する。
-:②義無碍弁(ぎむげべん)。文字や文章に表された意味内容に精通する。
+:②義無碍弁(ぎ-むげべん)。文字や文章に表された意味内容に精通する。
-:③辞無碍弁(じむげべん)。すべての言語に精通する。
+:③辞無碍弁(じ-むげべん)。すべての言語に精通する。
-:④楽説無碍弁(ぎょうせつむげべん)。衆生(しゅじょう)のために説法するのに自由自在であること。
+:④楽説無碍弁(ぎょうせつ-むげべん)。[[衆生]]のために説法するのに自由自在であること。
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