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「蔵通別円」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

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 天台宗の教判にいう<kana>化(け)</kana><kana>法(ほう)</kana>の四法。 蔵は三蔵教 (小乗の教え)、通は通教 (<kana>声(しょう)</kana><kana>聞(もん)</kana>・<kana>縁覚(えんがく)</kana>・菩薩に通ずる大乗初門の教え)、別は別教 (菩薩だけに説かれた教え。 <kana>空(くう)</kana>・<kana>仮(け)</kana>・<kana>中(ちゅう)</kana>の<kana>三諦(さんたい)</kana>が各別であるような法門)、円は円教 (完全円満な<kana>三諦(さんたい)</kana><kana>円融(えんにゅう)</kana>の法門)。 ([[選択本願念仏集 (七祖)#P--1264|選択集 P.1264]])
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2010年5月2日 (日) 23:06時点における版

ぞうつうべつえん

 天台宗の教判にいう化法の四教。 蔵は三蔵教 (小乗の教え)、 通は通教 (声聞・縁覚・菩薩に通ずる大乗初門の教え)、 別は別教 (菩薩だけに説かれた教え。 空・仮・中の三諦が各別であるような法門)、 円は円教 (完全円満な三諦円融法門)。

(選択本願念仏集(P.1185)

 天台宗の教判にいう()(ほう)の四法。 蔵は三蔵教 (小乗の教え)、通は通教 ((しょう)(もん)縁覚(えんがく)・菩薩に通ずる大乗初門の教え)、別は別教 (菩薩だけに説かれた教え。 (くう)()(ちゅう)三諦(さんたい)が各別であるような法門)、円は円教 (完全円満な三諦(さんたい)円融(えんにゅう)の法門)。 (選択集 P.1264)


出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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