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「別時意」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

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べつじい
 
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 別時意趣のこと。 『摂大乗論(しょうだいじょうろん)』に説かれる四意(しい)趣(しゅ) (仏の四種類の方便説。 平等・別時・別業(べつごう)・衆(しゅ)生(じょう)楽欲(ぎょうよく)) の一。 遠い未来 (別時) に得る利(り)益(やく)を即時に得られるかのように説くこと。 摂論(しょうろん)学徒は 『観経』の念仏往生を別時意趣とし、念仏はたんに仏縁を結ばせるだけの往生の遠因にすぎないと主張した。
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 別時意趣のこと。 『<kana>摂大乗論(しょうだいじょうろん)</kana>』に説かれる<kana>四意趣(しいしゅ)</kana> (仏の四種類の方便説。 平等・別時・<kana>別業(べつごう)</kana>・衆生楽欲) の一。 遠い未来 (別時) に得る利益を即時に得られるかのように説くこと。 <kana>摂論(しょうろん)</kana>学徒は 『観経』の念仏往生を別時意趣とし、念仏はたんに仏縁を結ばせるだけの往生の遠因にすぎないと主張した。
  
 
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#平等意 差別にとらわれた者を導く説き方
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#別時意 懈怠の障りを除くために用いる説き方
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#別義意 法を軽んずる心を破るために用いる説き方
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#衆生楽欲意 向上心を起こさせるための説き方
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2011年7月28日 (木) 08:34時点における版

べつじい

 別時意趣のこと。 『摂大乗論(しょうだいじょうろん)』に説かれる四意趣(しいしゅ) (仏の四種類の方便説。 平等・別時・別業(べつごう)・衆生楽欲) の一。 遠い未来 (別時) に得る利益を即時に得られるかのように説くこと。 摂論(しょうろん)学徒は 『観経』の念仏往生を別時意趣とし、念仏はたんに仏縁を結ばせるだけの往生の遠因にすぎないと主張した。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

  1. 平等意 差別にとらわれた者を導く説き方
  2. 別時意 懈怠の障りを除くために用いる説き方
  3. 別義意 法を軽んずる心を破るために用いる説き方
  4. 衆生楽欲意 向上心を起こさせるための説き方