「七竅」の版間の差分
出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』
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+ | 「人皆七竅有りて、以て視聴食息す。此れ独り有ること無し。嘗試みに、之を鑿たん。」と。日に一竅を鑿つに、七日にして渾沌死せり。 |
2010年11月18日 (木) 23:24時点における版
しちきょう
七つの穴。 両眼・両耳・両鼻孔・口。 (要集 P.829)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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竅は穴の意。
『荘子』応帝王篇の「渾沌、七竅に死す」の説話。
南海之帝為儵,北海之帝為忽,中央之帝為渾沌。儵與忽時相與遇於渾沌之地,渾沌待之甚善。儵與忽謀報渾沌之德,曰:「人皆有七竅以視聽食息,此獨無有,嘗試鑿之。」日鑿一竅,七日而渾沌死。
南海の帝を儵と為し、北海の帝を忽と為し、中央の帝を渾沌と為す。 儵と忽と、時に相与に渾沌の地に遇う。渾沌、之を待つこと甚だ善し。儵と忽と、渾沌の徳に報いんことを謀りて、曰わく。 「人皆七竅有りて、以て視聴食息す。此れ独り有ること無し。嘗試みに、之を鑿たん。」と。日に一竅を鑿つに、七日にして渾沌死せり。