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「明信仏智」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

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「大経胎化段」
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ここでの仏智とは仏智におさまる「仏智・不思議智・不可称智・大乗広智・無等無倫最上勝智」である。この五種の智を疑うことについては、曇鸞大師撰述とされる『略論安楽浄土義』に詳しい。何故か御開山は引文されておられないのだがリンクしておく。→[[hwiki:略論安楽浄土義#仏智疑惑|『略論安楽浄土』]]
 
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2017年8月12日 (土) 20:04時点における版

みょうしん-ぶっち

 明らかに不可思議の五智の仏智の顕現である第十八願を信じて疑わないこと。不了仏智・疑惑仏智に対する。

若有衆生 明信仏智乃至勝智 作諸功徳 信心廻向 此諸衆生於七宝華中 自然化生 跏趺而坐 須臾之頃 身相・光明・智慧・功徳 如諸菩薩 具足成就。

もし衆生ありて、あきらかに仏智乃至勝智を信じ、もろもろの功徳をなして信心回向すれば、このもろもろの衆生、七宝の華中において自然に化生し、跏趺して坐し、須臾のあひだに身相・光明・智慧・功徳、もろもろの菩薩のごとく具足し成就せん。 「(大経 P.77)

ここでの仏智とは仏智におさまる「仏智・不思議智・不可称智・大乗広智・無等無倫最上勝智」である。この五種の智を疑うことについては、曇鸞大師撰述とされる『略論安楽浄土義』に詳しい。何故か御開山は引文されておられないのだがリンクしておく。→『略論安楽浄土』