「佗力」の版間の差分
出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』
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2019年12月11日 (水) 14:31時点における最新版
たりき
他力、佗力、侘力とも書く。佗の訓は、ほか、ひく、わび 、になうなどがあり、ほかの意の他と通じて用いられたものか。 「説文解字」には、
- 負何也。従人它聲。
- 負何するなり、人に従ひ、它を聲とす。
とある意から、阿弥陀仏は他者の荷を負う者との意味で佗力と表現したのかもである。『大経』には、
と、ある。
- 会意形声。もと、佗(タ)に同じ。人と、它(タ)(ほかの意。也はその変形)とから成り、もと、異族の人の意を表したが、它の意に用いられる。