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「第十三願」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

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「真仏土巻」で、
 
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: 光明無量の願
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と標挙され、
 
と標挙され、

2019年11月28日 (木) 16:38時点における版

  寿命無量(じゅみょうむりょう)の願。→補註1 (大経 P.17)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

「真仏土巻」で、

 光明無量の願
 寿命無量の願

と標挙され、

 つつしんで真仏土を案ずれば、仏はすなはちこれ不可思議光如来なり、土はまたこれ無量光明土なり。しかればすなはち大悲の誓願に酬報するがゆゑに、真の報仏土といふなり。すでにして願います、すなはち光明・寿命の願(第十二・十三願)これなり。

とある。

原文:

設我得仏(せつがとくぶつ) 寿命有能限量(じゅみょうのうげんりょう) 下至(げし) 百千億那由他劫者(ひゃくせんおくなゆたこうしゃ) 不取正覚(ふしゅしょうがく)

訓点:

設我得 寿命有能限量 下至百千億那由他劫者 不取正覚

読下し:

たとひわれ仏を得たらんに、寿命よく限量ありて、下、百千億那由他劫に至らば、正覚を取らじ。

現代語:

わたしが仏になるとき、寿命に限りがあって、はかり知れない遠い未来にでも尽きることがあるようなら、わたしは決してさとりを開きません。