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「正信偈」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

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 本願寺派では、その唱え方に真譜、行譜、草譜などがあり、そのほか奉讃大師作法などで依用される。なお、昭和23年 (1948) に蓮如上人450回忌の記念事業として「正信偈」が訳され、意訳勤行「しんじんのうた」が制定された。また、昭和48年 (1973) には、真宗教団連合において親鸞聖人御誕生800年・立教開宗750年の共同事業として、共通勤行 「和訳正信偈」が制定されている。(真宗辞典)
 
 本願寺派では、その唱え方に真譜、行譜、草譜などがあり、そのほか奉讃大師作法などで依用される。なお、昭和23年 (1948) に蓮如上人450回忌の記念事業として「正信偈」が訳され、意訳勤行「しんじんのうた」が制定された。また、昭和48年 (1973) には、真宗教団連合において親鸞聖人御誕生800年・立教開宗750年の共同事業として、共通勤行 「和訳正信偈」が制定されている。(真宗辞典)
 
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2023年12月17日 (日) 20:38時点における版

しょうしんげ 正信偈

 「正信念仏偈」のこと。親鸞の作。『教行信証』「行巻」の末尾(註 203) にある七言一句、百二十句の偈頌(げじゅ)。初めに阿弥陀仏の尊号をあげて自らの帰依の意をあらわし (帰敬頌)、次に『大経』の説示にしたがって阿弥陀仏の本願とそれを説いた釈尊の教えについて示し (依経段)、次に七高僧の論釈にしたがってそれぞれの釈功をたたえ (依釈段)、終わりに真実信心を得て往生を願うべきことを述べて結んでいる。
 本願寺では日常の勤行に『礼讃』が読誦されてきたが、蓮如は文明5年 (1473) に「正信偈」に「三帖和讃」を合わせた4帖1部を刊行し、この頃から「正信偈」と和讃とを組み合わせた勤行が行われるようになった。江戸時代には、僧俗ともに広く読誦されるようになり、日常の勤行のみならず葬儀やその他の法要でも依用されて、現在に至っている。
 本願寺派では、その唱え方に真譜、行譜、草譜などがあり、そのほか奉讃大師作法などで依用される。なお、昭和23年 (1948) に蓮如上人450回忌の記念事業として「正信偈」が訳され、意訳勤行「しんじんのうた」が制定された。また、昭和48年 (1973) には、真宗教団連合において親鸞聖人御誕生800年・立教開宗750年の共同事業として、共通勤行 「和訳正信偈」が制定されている。(真宗辞典)

和訳正信偈 勤行本(節符)