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「十乗三諦」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

 
 
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じゅうじょうさんたい
 
じゅうじょうさんたい
  
   天台の観法を指す。十乗は『[[摩訶止観]]』に説かれる十乗観法(解脱の境地に至るための十種の観法)、三諦は空・仮・中の三諦のことで、この三諦が究極において別々のものではなくて円融しているという道理を観ずる。([[嘆徳文#P--1077|嘆徳文 P.1077]])
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  <kana> 天台(てんだい)</kana>の観法を指す。十乗は『<kana>[[摩訶止観]](ま か しかん)</kana>』に説かれる十乗観法(<kana>解脱(げだつ)</kana>の境地に至るための十種の観法)、三諦は<kana>空(くう)</kana>・<kana>仮(け)</kana>・<kana>中(ちゅう)</kana>の三諦のことで、この三諦が究極において別々のものではなくて<kana>円融(えんにゅう)</kana>しているという道理を観ずる。([[嘆徳文#P--1077|嘆徳文 P.1077]])
  
 
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2006年5月27日 (土) 10:10時点における最新版

じゅうじょうさんたい

   天台(てんだい)の観法を指す。十乗は『摩訶止観(ま か しかん)』に説かれる十乗観法(解脱(げだつ)の境地に至るための十種の観法)、三諦は(くう)()(ちゅう)の三諦のことで、この三諦が究極において別々のものではなくて円融(えんにゅう)しているという道理を観ずる。(嘆徳文 P.1077)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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