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「法華宗」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

 
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ほっけしゅう
   →法華宗(ほっけしゅう)❶ ([[唯文#P--716|唯文 P.716]], [[消息上#P--736|消息 P.736]])
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 天台宗のこと。『法華経』(『妙法蓮華経』)によって立てた宗であるから天台法華宗という。円宗、台宗となどともいう。
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天台大師智顗(ちぎ)によって大成された。仏一代の教を五時八教の教判によって価値判断し、『法華経』を釈尊出世の本懐とする。諸法の実相を空・仮・中の三諦相即をもってあらわす三諦円融の妙理を説き、一念三千の円頓止観を修して仏のさとりへ至ろうとする。
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日本には最澄が伝え、天台円教・密教・禅・菩薩戒を融合統一した総合仏教として天台法華宗を確立した。なお日蓮が『法華経』によって立てた宗も法華宗と通称されるが、本聖典での用例はすべて天台宗を指す。
 
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2005年11月5日 (土) 12:51時点における版

ほっけしゅう

 天台宗のこと。『法華経』(『妙法蓮華経』)によって立てた宗であるから天台法華宗という。円宗、台宗となどともいう。

天台大師智顗(ちぎ)によって大成された。仏一代の教を五時八教の教判によって価値判断し、『法華経』を釈尊出世の本懐とする。諸法の実相を空・仮・中の三諦相即をもってあらわす三諦円融の妙理を説き、一念三千の円頓止観を修して仏のさとりへ至ろうとする。

日本には最澄が伝え、天台円教・密教・禅・菩薩戒を融合統一した総合仏教として天台法華宗を確立した。なお日蓮が『法華経』によって立てた宗も法華宗と通称されるが、本聖典での用例はすべて天台宗を指す。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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