操作

トーク

「教我正受」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

(新しいページ: '「教我正受」といふは、すなはち金剛の真心なり。 十四行偈の「正受金剛心 相応一念後 果徳涅槃者」の意とされた。 宗祖は...')
 
(相違点なし)

2009年10月16日 (金) 18:58時点における最新版

「教我正受」といふは、すなはち金剛の真心なり。

十四行偈の「正受金剛心 相応一念後 果徳涅槃者」の意とされた。

宗祖はこの「正受金剛心 相応一念後 果徳涅槃者」というのは弘願の行者、念仏の行者の事だと見た。従って「正しく金剛心を受ける」という事は如来の智慧を頂戴したという事だ。 信心の智慧を頂戴した事を「正受金剛心」というのだという風に宗祖は御覧になり、そういう風に見た上で「教我正受」というのは弘願他力を顕わすのだ。如来より賜った金剛心を顕すのだという風に見ていく。