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「難陀」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

 
 
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  梵名ナンダ(Nanda)の音写。仏弟子の名。釈尊の異母弟。容姿端麗であったと伝えられ、諸欲をよくおさえて諸根を<ruby><rb>調伏</rb><rp>(</rp><rt>じょうぶく</rt><rp>)</rp></ruby>(感覚器官を統制する)すること第一といわれた。
 
  梵名ナンダ(Nanda)の音写。仏弟子の名。釈尊の異母弟。容姿端麗であったと伝えられ、諸欲をよくおさえて諸根を<ruby><rb>調伏</rb><rp>(</rp><rt>じょうぶく</rt><rp>)</rp></ruby>(感覚器官を統制する)すること第一といわれた。
 
大経では嘉楽の名で出るが、一説ではこの嘉楽は牧牛者であった別人のナンダであるという。
 
大経では嘉楽の名で出るが、一説ではこの嘉楽は牧牛者であった別人のナンダであるという。
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 梵語ナンダ (Nanda) の音写。 釈尊の異母弟で、仏弟子の一人。 出家後も妻を忘れえなかったので、釈尊の教誡を受けたという。 この『宝積経(ほうしゃくきょう)』 の偈(げ)は釈尊が難陀に告げたもの。 ([[往生要集上巻 (七祖)#P--855|要集 P.855]])
  
 
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2010年11月4日 (木) 00:13時点における最新版

なんだ

  梵名ナンダ(Nanda)の音写。仏弟子の名。釈尊の異母弟。容姿端麗であったと伝えられ、諸欲をよくおさえて諸根を調伏(じょうぶく)(感覚器官を統制する)すること第一といわれた。 大経では嘉楽の名で出るが、一説ではこの嘉楽は牧牛者であった別人のナンダであるという。


 梵語ナンダ (Nanda) の音写。 釈尊の異母弟で、仏弟子の一人。 出家後も妻を忘れえなかったので、釈尊の教誡を受けたという。 この『宝積経(ほうしゃくきょう)』 の偈(げ)は釈尊が難陀に告げたもの。 (要集 P.855)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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