じょうけん
断見に対する語。有見ともいう。因縁によって生じるものは生滅変化して少しの間もとどまらないとということをさとれず、自己と世界を常住不変とみて執着する見解。仏教においては断見とともに、縁起の正理に背く邪見としてしりぞけられる。