「恩」の版間の差分
出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』
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+ | ① すべてのものが[[因縁]]によってなりたっているから、互いにめぐみあっており、その恩を感謝しなければならないとする。恩に世間一般のものと、さとりに導くものとがある。心地観経巻二には、父母・衆生・国王・三法(仏法僧)の四恩を説き、父母に孝養することは仏を供養する功徳に等しいとする。また正法念処経巻六一には、母・父・如来・説法法師の四恩を説き、父母を正しい教えに導き入れること、如来の教えを信じること、教えを伝えるものを供養することが報恩の道であるとする。→[[四恩]]<br /> | ||
+ | ② <kana>恩愛(おん-ない)</kana>というときは、衆生は父母や妻子などと互いに恩を感じあい愛に溺れて、そのためにこの世に束縛されて迷いを離れにくいのであるが、この衆生を束縛する感情をいう。→[[恩愛]] | ||
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2018年2月4日 (日) 15:50時点における版
おん
恩恵。 (法事讃 P.572)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
おん 恩
めぐみ。
① すべてのものが因縁によってなりたっているから、互いにめぐみあっており、その恩を感謝しなければならないとする。恩に世間一般のものと、さとりに導くものとがある。心地観経巻二には、父母・衆生・国王・三法(仏法僧)の四恩を説き、父母に孝養することは仏を供養する功徳に等しいとする。また正法念処経巻六一には、母・父・如来・説法法師の四恩を説き、父母を正しい教えに導き入れること、如来の教えを信じること、教えを伝えるものを供養することが報恩の道であるとする。→四恩
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