「法身は…布き」の版間の差分
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:超群數之表。絶有心之境。 | :超群數之表。絶有心之境。 | ||
::群数の表を超え、有心の境を絶す。 | ::群数の表を超え、有心の境を絶す。 | ||
:眇莽無爲而無不爲。罔知所以然而能然者不思議也。 | :眇莽無爲而無不爲。罔知所以然而能然者不思議也。 | ||
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:何則夫聖智無知而萬品倶照。 | :何則夫聖智無知而萬品倶照。 | ||
::何ぞ則ち、夫れ聖智は無知にして万品を倶に照らす。 | ::何ぞ則ち、夫れ聖智は無知にして万品を倶に照らす。 | ||
:法身無象而殊形並應。至韻無言而玄籍彌布。冥權無謀而動與事會。 | :法身無象而殊形並應。至韻無言而玄籍彌布。冥權無謀而動與事會。 | ||
− | ::''' | + | ::'''法身は像なくして殊形並び応ず、至韻は言なくして[[玄籍]]弥(ひろ)く布けり。[[冥権謀なくして…|冥権謀なくして]]動じて事と会す'''。 |
:故能統濟群方。開物成務。 | :故能統濟群方。開物成務。 | ||
::故に能く群方を統済し物を開し務を成ず。 | ::故に能く群方を統済し物を開し務を成ず。 | ||
− | 利見天下於我無爲。而惑者覩感照。 | + | :利見天下於我無爲。而惑者覩感照。 |
− | 因謂之智。觀應形則謂之身。覿玄籍便謂之言。見變動而謂之權。夫道之極者豈可以形言權智而語其神域哉。 | + | :因謂之智。觀應形則謂之身。覿玄籍便謂之言。見變動而謂之權。夫道之極者豈可以形言權智而語其神域哉。 |
+ | ::天下を見るに利き、我に於いて無爲なり。しかして惑は覩て感照なり。 | ||
+ | ::因りてこれを智と謂ふ。形に応じて観る則ちこれを身と謂ふ。玄籍を覿(み)る便ちこれを言と謂ふ。変動を見るこれを権と謂ふ。夫れ道の極は豈に形を以て言ふべし。権智は語其れ神域哉。 | ||
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2018年7月29日 (日) 15:45時点における版
ほっしんは…しき
通常は「法身は像なくして
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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注維摩詰經卷第一并序 [1]
後秦釋僧肇選
- 維摩詰不思議經者。蓋是窮微盡化。絶妙之稱也。
- 維摩詰不思議経は、蓋(けだ)し是れ微を窮め化を尽し絶妙の称なり。
- 其旨淵玄。非言象所測。道越三空。非二乘所議。
- 其の淵玄の旨、言象の測る所に非ず。道三空を越え、二乗の所議に非ず。
- 超群數之表。絶有心之境。
- 群数の表を超え、有心の境を絶す。
- 眇莽無爲而無不爲。罔知所以然而能然者不思議也。
- 眇莽無為にして為さざるは無し。然る所以を知らずして而も能く然るは不思議なり。
- 何則夫聖智無知而萬品倶照。
- 何ぞ則ち、夫れ聖智は無知にして万品を倶に照らす。
- 法身無象而殊形並應。至韻無言而玄籍彌布。冥權無謀而動與事會。
- 故能統濟群方。開物成務。
- 故に能く群方を統済し物を開し務を成ず。
- 利見天下於我無爲。而惑者覩感照。
- 因謂之智。觀應形則謂之身。覿玄籍便謂之言。見變動而謂之權。夫道之極者豈可以形言權智而語其神域哉。
- 天下を見るに利き、我に於いて無爲なり。しかして惑は覩て感照なり。
- 因りてこれを智と謂ふ。形に応じて観る則ちこれを身と謂ふ。玄籍を覿(み)る便ちこれを言と謂ふ。変動を見るこれを権と謂ふ。夫れ道の極は豈に形を以て言ふべし。権智は語其れ神域哉。