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「不改の義」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

 
 
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 自身の本質は変らないという意味。([[真巻#P--358|真巻 P.358]])
 
 自身の本質は変らないという意味。([[真巻#P--358|真巻 P.358]])
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浄土の体性は、他を変えしめるが自らは決して変わらない(不改)という意。
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:また性といふは、これ[[必然の義]]なり、[[不改の義]]なり。海の性、一味にして衆流入るものかならず一味となつて、海の味はひ、かれに随ひて改まらざるがごとしとなり。
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:また人身の性不浄なるがゆゑに、種々の妙好色・香・美味、身に入りぬれば、みな不浄となるがごとし。安楽浄土はもろもろの往生のひと、不浄の色なし、不浄の心なし、畢竟じてみな[[清浄平等無為法身]]を得しむ。安楽国土清浄の性、成就したまへるをもつてのゆゑなり。([[真巻#性功徳釈文|真巻 P.358]])
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[[Category:追記]]

2019年1月9日 (水) 12:57時点における最新版

ふがいのぎ

 自身の本質は変らないという意味。(真巻 P.358)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

浄土の体性は、他を変えしめるが自らは決して変わらない(不改)という意。

また性といふは、これ必然の義なり、不改の義なり。海の性、一味にして衆流入るものかならず一味となつて、海の味はひ、かれに随ひて改まらざるがごとしとなり。
また人身の性不浄なるがゆゑに、種々の妙好色・香・美味、身に入りぬれば、みな不浄となるがごとし。安楽浄土はもろもろの往生のひと、不浄の色なし、不浄の心なし、畢竟じてみな清浄平等無為法身を得しむ。安楽国土清浄の性、成就したまへるをもつてのゆゑなり。(真巻 P.358)