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「大乗起信論」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

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だいじょうきしんろん
 
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『大乗起信論』▽ 一巻。 インドの<kana>馬鳴(めみょう)</kana>菩薩 (1-2世紀頃) 造と伝えられているが、同名異人の作とも、中国で馬鳴に<kana>仮託(かたく)</kana>されて作られたものともいわれる。 漢訳に<kana>梁(りょう)</kana>の<kana>真諦(しんだい)</kana>訳一巻、<kana>唐(とう)</kana>の<kana>実叉難陀(じつしゃなんだ)</kana>訳二巻がある。 大乗仏教の中心思想を理論と実践の両面から説き、<kana>真如(しんにょ)</kana><kana>縁起(えんぎ)</kana>を主張する。 短編ではあるが、仏教史上極めて重要な書物で、<kana>華厳(けごん)</kana>・<kana>天台(てんだい)</kana>・禅・浄土・<kana>真言(しんごん)</kana>等の大乗仏教の主要な宗派に大きな影響を与えた。 →[[馬鳴]] (めみょう)。
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『大乗起信論』一巻。 インドの<kana>馬鳴(めみょう)</kana>菩薩 (1-2世紀頃) 造と伝えられているが、同名異人の作とも、中国で馬鳴に<kana>仮託(かたく)</kana>されて作られたものともいわれる。 漢訳に<kana>梁(りょう)</kana>の<kana>真諦(しんだい)</kana>訳一巻、<kana>唐(とう)</kana>の<kana>実叉難陀(じつしゃなんだ)</kana>訳二巻がある。 大乗仏教の中心思想を理論と実践の両面から説き、<kana>真如(しんにょ)</kana><kana>縁起(えんぎ)</kana>を主張する。 短編ではあるが、仏教史上極めて重要な書物で、<kana>華厳(けごん)</kana>・<kana>天台(てんだい)</kana>・禅・浄土・<kana>真言(しんごん)</kana>等の大乗仏教の主要な宗派に大きな影響を与えた。 →[[馬鳴]] (めみょう)。
  
 
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2022年7月10日 (日) 15:53時点における版

だいじょうきしんろん

『大乗起信論』一巻。 インドの馬鳴(めみょう)菩薩 (1-2世紀頃) 造と伝えられているが、同名異人の作とも、中国で馬鳴に仮託(かたく)されて作られたものともいわれる。 漢訳に(りょう)真諦(しんだい)訳一巻、(とう)実叉難陀(じつしゃなんだ)訳二巻がある。 大乗仏教の中心思想を理論と実践の両面から説き、真如(しんにょ)縁起(えんぎ)を主張する。 短編ではあるが、仏教史上極めて重要な書物で、華厳(けごん)天台(てんだい)・禅・浄土・真言(しんごん)等の大乗仏教の主要な宗派に大きな影響を与えた。 →馬鳴 (めみょう)。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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