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出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

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2022年12月30日 (金) 00:32時点における版

あんのん 安穏

Ⅰ 安らかで平穏であること。『御消息』第25通には「世の中安穏なれ、仏法ひろまれとおぼしめすべし」(註 784)とある。
Ⅱ 涅槃の異名。『大経』には「すでにわが国に到らば、快楽安穏ならん」等と説かれ、『論註』には「諸仏の安穏道より来るがごとく」(七註 102)とある。
Ⅲ 東北方にある三乗行仏の仏土のこと。「易行品」に「東北方ここを去ること無量無辺恒河沙等の仏土にして世界あり、安穏と名づく。仏を三乗行と号す」(七註 9)とある。(浄土真宗辞典)