操作

「発遣招喚」の版間の差分

提供: WikiArc

(ページの作成:「はっけんしょうかん {{Inyou2| はっけん-しょうかん 発遣招喚  略して遣喚ともいう。発遣と招喚のこと。発遣とは、釈尊が...」)
(相違点なし)

2023年1月9日 (月) 22:07時点における版

はっけんしょうかん

はっけん-しょうかん 発遣招喚

 略して遣喚ともいう。発遣と招喚のこと。発遣とは、釈尊が衆生に浄土へ往生せよと勧めつかわすこと。招喚とは、阿弥陀仏が衆生に浄土へ来たれと招きよぶこと。「玄義分」には

「釈迦はこの方より発遣し、弥陀はすなはちかの国より来迎す」(証巻引文・註312)

「散善義」には

「仰いで釈迦発遣して、指(おし)へて西方に向かへたまふことを蒙り、また弥陀の悲心招喚したまふによつて、いま二尊の意に信順して」(信巻引文・註226)

とある。→二尊教二河白道。(浄土真宗辞典)