「一色一香無非中道」の版間の差分
出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』
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中道実相の理は一色一香のごとき微細な物質の中にも遍満しており、ありとあらゆるものは悉く中道実相の現れでないものはないという意。天台宗が一切の諸法を観照したさとりの境地を三観(空・仮・中)をもって表現したものである。(摩訶止観 観一上) (仏教学辞典) | 中道実相の理は一色一香のごとき微細な物質の中にも遍満しており、ありとあらゆるものは悉く中道実相の現れでないものはないという意。天台宗が一切の諸法を観照したさとりの境地を三観(空・仮・中)をもって表現したものである。(摩訶止観 観一上) (仏教学辞典) | ||
+ | *一色一香、中道に非ざるは無し。 |
2023年7月1日 (土) 03:26時点における版
いっしき-いっこう-むひちゅうどう
中道実相の理は一色一香のごとき微細な物質の中にも遍満しており、ありとあらゆるものは悉く中道実相の現れでないものはないという意。天台宗が一切の諸法を観照したさとりの境地を三観(空・仮・中)をもって表現したものである。(摩訶止観 観一上) (仏教学辞典)
- 一色一香、中道に非ざるは無し。