「万善諸行」の版間の差分
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まんぜんしょぎょう 万善諸行
あらゆる善ともろもろの行ということ。親鸞は他力の念仏以外の自力のあらゆる善行を示す語として用いる。『三経往生文類』には
- 「観経往生といふは、修諸功徳の願により、至心発願のちかひにいりて、 万善諸行の自善を回向して浄土を欣慕せしむるなり」
とあり、この善行では、真実報土には往生できず、方便化土への往生にとどまるとする。 →双樹林下往生。(浄土真宗辞典)