ぜんねんみょうじゅう・後年即生(ごねんそくしょう)
善導大師(ぜんどうだいし)の『礼讃(らいさん)』に出る語。念仏行者は前念に命が終れば、後念にただちに浄土に往生するという意であるが、親鸞聖人は、現世において信心を獲得(ぎゃくとく)すると同時に正定聚の位に入る意とした。(愚禿上 P.510)