章安

しょうあん

　(561-632) 章安大師潅(かん)頂(じょう)のこと｡生地の章安 (現在の浙江(せっこう)省臨海(りんかい)) にちなんで呼ばれる｡天台(てんだい)大師智顗(ちぎ)に学び、師の諸説を筆録して『法(ほっ)華(け)文(もん)句(ぐ)』『法(ほっ)華(け)玄(げん)義(ぎ)』『摩訶(まか)止(し)観(かん)』の天台三大部を編集した｡著作には『涅(ね)槃(はん)経(ぎょう)玄(げん)義(ぎ)』『涅(ね)槃(はん)経(ぎょう)疏(しょ)』などがある｡

出典（教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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