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大日経

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2017年10月24日 (火) 14:07時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版

だいにちきょう

『大日経』 『大毘盧遮那(だいびるしゃな)成仏神変(じょうぶつじんぺん)加持経(かじきょう)』のこと。 七巻。 唐の善無畏(ぜんむい)訳。
 菩提心を因とし、大悲を根本とし、方便を究竟として、仏智を志求すべきことを説き、潅頂(かんじょう)護摩(ごま)真言(しんごん)念誦(ねんじゅ)などの修法について詳述している。 胎蔵界(たいぞうかい)曼荼羅(まんだら)は、この経によって説かれ描かれたもの。 真言(しんごん)宗では所依の経典とし、台密(たいみつ) (天台密教(てんだいみっきょう)) では、『金剛頂経(こんごうちょうきょう)』『蘇悉地経(そしつじきょう)』にこの経を加えて大日三部経という。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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