ちこう
(709-780頃) 元興寺(がんごうじ)三論の学僧。 河内(現在の大阪府) の人。 同門の礼光(らいこう)とともに阿弥陀仏の浄土を欣求したと伝えられる。 曇鸞大師の 『論註』に依拠して、天親菩薩の 『浄土論』を註釈し 『無量寿経論釈』五巻を著した。