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人餐を輟めて…

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2011年11月12日 (土) 21:41時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版

 人が自らの食事を節約して士を養っても、舟の中でそのものに殺されるという血なまぐさいできごとが起るということ。 もと『呉越春秋』『魯子春秋』 に出る 「慶(けい)忌(き)の故事」 を引いたもの。 は 釁(きん) (血ぬる) の俗字。 (論註 P.131)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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吳越春秋/第004卷

呉の公子である慶忌が敵の臣下の要離を策略によって信じてしまい、棒禄を与えて養っていた。ところが要離はあるとき無防備な船の中で慶忌を殺害してしまうという故事。