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要門

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2017年11月9日 (木) 19:08時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版

ようもん

 浄土要門。弘願(ぐがん)、すなわち第十八願に転じ入る肝要な門戸の意。第十九願を開説した『観経』に説かれている。定散(じょうさん)二善の諸行の法門をいう。→弘願真門補註15

 浄土に往生する肝要の法門。(帰三宝偈 P.1452安楽集 P.246)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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要門、真門弘願という言葉の初出は善導大師であるが、親鸞聖人はこの言葉を浄土門内の自力と他力をあらわす教判の意味に使われている。親鸞聖人は聖道門仏教から浄土門へ入る要門と見られた。このために『観経』には聖道門の行体が顕説で説かれている。 →六三法門