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不二の心

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2017年11月25日 (土) 13:31時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版

ふにのしん

Ⅰ 観ぜられる対象(境)の徳すなわち実相(絶対の真理)と、観ずる心とが境界不二となった心をいう。(証巻 P.325)

Ⅱ 広 (有) 略 ((くう)) 不二の実相をさとる智慧(ちえ)をいう。 それはまた観ぜられる対象である実相(じっそう)と、観ずる心とが不二となった状態でもある。 (論註 P.143)


出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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不二。 二とは相対や対立の意で、この否定が不二。相対(相待)を絶するということから絶対(絶待)を意味する。また対立を超えているということから平等を意味し、不二絶対、不二平等というように使われる。