がんじじょうじゅ
『論註』の当分では浄土願生の事業の成就を明かすものであるが、親鸞聖人は還相(従果還因の相状)の菩薩の衆生済度の願事の成就を明かすものとし、その根源に法蔵菩薩の願事の成就があることを示唆する。 (証巻 P.331、論註 P.100)