就人立信
しゅにん-りっしん
人について信を立てること。人とは釈尊・諸仏を指す。「散善義」には「これを人に就きて信を立つと名づくるなり(此名就人立信名也)」(信巻引文・註220)とある。なお、釈尊・諸仏ではなく、四重の破人を指すとする説もある。その場合、四重の破人の疑難がかえって行者の真実信心を増長させるものとされる。
参照➡WEB版浄土宗大辞典の「就人立信」の項目