七宝
出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』
しっぽう
七宝で飾られた牢獄。疑城胎宮をいう。(正像 P.611)
七つの宝物。七珍(しっちん)ともいう。 Ⅰ 自然(じねん)の七宝。金・銀・瑠璃(るり)(青色の玉の類)・玻璃(はり)(赤や白の水晶)・(しゃこ)(大蛤(おおはまぐり)または白珊瑚のこと)・赤珠(しゃくしゅ)(赤真珠)・瑪碯(めのう)(深緑色の玉で後世のいわゆる瑪碯ではない)の七種の宝のこと。ただし、このほかに、珊瑚・琥珀・真珠・明月珠(みょうがつしゅ)・摩尼珠(まにしゅ)などが適宜に加えられて七宝ということもある。
Ⅱ 転輪聖王(てんりんじょうおう)の七宝。輪宝(輪形の武器で金・銀・銅・鉄の四種がある)・象・馬・珠・玉女・主蔵臣(すぐれた大臣)・主兵臣(すぐれた将軍)の七。→転輪聖王(てんりんじょうおう)。
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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